「心地よいタッチング・CT線維 」神経科学セラピー Neuro Relax 田園調布の整体

CT線維 心地よいタッチング

神経線維にはA.B.Cと太さがありますが、その中でも一番細いC線維のお話です。

そのC線維の中で、触覚に反応する「CT線維」(TはタクタイルのC)というものがあります。

CT線維の終末は、毛の生えている皮膚にしか存在しないと言われていて、「ゆっくり優しく、なでられた時」にだけ反応する神経線維なのです。

そのCT線維が反応するように刺激すると、脳の島皮質の後部という情動的側面に関わる部位が発火します。

そこで「心地よい」という感情が生まれることで、痛みを減らすという効果があります。なぜなら島皮質後部は痛み回路の中の感情的な面を担っているからです。

また面白いのが、そのCT線維は脳の感覚野を活性化しないのです。

つまり皮膚の感覚よりも、心地よいという感情を生み出す特殊な神経線維だということです。

更にゆっくりと優しくなでられている映像を見ることでも島皮質は活性化されます。

つまり、赤ちゃんを優しくなでているお母さんを見ているお父さんも、なんとなく癒された気分になるのは、科学的にも妥当だと言えます。

参考文献:触れることの科学。デイヴィットJリンデン。

感覚受容器