【心地よいタッチング-CT線維】

皮膚の感覚受容器

こんにちは、東京田園調布の神経リラクゼーション整体院、neuro relaxのShinです。今回のブログはこちらの内容です。

CT線維 心地よいタッチング

CT繊維は細い神経繊維

神経線維にはA.B.Cと太さがありますが、その中でも一番細いC線維のお話です。

そのC線維の中で、触覚に反応する「CT線維」(TはタクタイルのC)というものがあります。

皮膚の感覚受容器

皮膚の感覚受容器

CT線維の終末は、毛の生えている皮膚にしか存在しないと言われていて、「ゆっくり優しく、なでられた時」にだけ反応する神経線維なのです。(最近では無毛部分にも存在するかもしれないとの研究もあります。)

そのCT線維が反応するように皮膚を刺激すると、脳の島皮質の後部という情動的側面に関わる部位が発火します。

そこで「心地よい」という感情が生まれることで、痛みを減らすという効果があります。なぜなら島皮質後部は痛み回路の中の感情的な面を担っているからです。

また面白いのが、そのCT線維は脳の感覚野を活性化しないのです。

つまり皮膚の感覚というよりも、心地よいという感情を生み出す特殊な神経線維だということです。

更にゆっくりと優しくなでられている映像を見ることでも島皮質は活性化されます。

つまり、赤ちゃんを優しくなでているお母さんを見ているお父さんも、なんとなく癒された気分になるのは、科学的にも妥当だと言えます。

もっとも刺激されるのは、秒速5秒くらいかけて優しく皮膚をなでることです。

参考文献:触れることの科学。デイヴィットJリンデン。

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