【操体法を神経科学から読み解く】本を出版しました


「操体法を神経科学から読み解く」を出版しました。

整形外科の医師が生み出した手技療法である操体法。その快適感覚を重視する意味を、最新の神経科学から読み解くことで今まで分からなかった操体法の効果や素晴らしさを実感できます。

操体法は、中枢神経である脳を含めた神経系(末梢神経・自律神経)へのアプローチです。世界へ広まるほどの潜在的な力を持っている「Sotai」を更に深めてみませんか?

~ 目次 ~
1.操体法とは?
2.神経とは?
3.快と不快は中枢神経によるもの
4.末梢神経の構造
5.姿勢による末梢神経への影響
6. 実際の操体法と神経
7.皮膚の構造と感覚受容器
8.皮膚の操体法
9. 息食動想環とバイオサイコソーシャル

まずはAmazonのKindleにて発売です。1月中旬くらいには紙媒体の本も出版します。専門家or専門家を目指す方向けですが、神経や皮膚に興味がある方も是非ご覧ください。

■このような方へ

・操体法に興味がある方
・操体法の科学的根拠が知りたい方
・操体法でもっと効果を出したい方
・皮膚へのアプローチを知りたい方
・皮膚、神経に興味がある方
・タッチング、タッチケア、ソフトな整体、ソフトなオステオパシーをやってる方

■本の詳細
・書名「操体法を神経科学から読み解く: 快適感覚は神経系へのアプローチ」
・著者:岩吉新
・価格¥1,250 Kindle版 /¥1,700(税込)ペーパーブック ※Kindleはデータ容量が多いのでPCからダウンロードしてください。

■Amazonのページ


操体/操体法とは?

仙台の整形外科医である故・橋本敬三医師が生みだした手技療法です。
西洋医学に限界を感じ、様々な手技・整体、カイロ、按摩、指圧、鍼、漢方、東洋医学、民間療法を学ぶ中、楽な方向に身体を動かすとバランスが整うという正体術(整体という言葉のもとにもなった)に出会いました。

気持ちの良い方向に動くと身体がよくなる。

快適感覚こそ身体のバランスを取り戻す道しるべだ、ということに気がつき、操体法と名前を付け、本の出版やNHKの出演をきっかけに日本中に広まりました。快・不快という生きていくために必要な原資感覚の重要性を説きます。気持ちがよいと感じる方向に動けば身体はよくなるという考え方です。

息・食・動・想・環のバランス。

手技以外にも呼吸、食事、動き、心、環境のバランスが大切だという、バイオサイコソーシャルアプローチにもつながる概念を大切にしています。それぞれ一つでもバランスが下がると、他の要素にも影響を与えてしまいます。例えば呼吸が浅くなると、食欲も低下し、動くのもおっくうになり、気が滅入り、体内環境が悪化し、自分が属している社会環境にも影響を与えてしまいます。

間に合っていればいい。

頑張りすぎない、気持ちよく生きる、感謝が大切だという生き方を勧めています。
特に健康に関して言えば100%を目指すのではなく、60%で間に合って暮らしていければいいという考え方です。完璧な健康体というものはありません、それは欲で目指してしまう観念上の概念です。

科学的根拠の探求の道へ

neuro relax代表の岩吉新は、創始者の弟子の中で、唯一内弟子として認められた東京の三浦寛先生に師事して操体法を学びました。(ちなみに三浦先生に習った方々は、今昭宏先生、故・渡辺栄三先生(西本直氏の先生)、河野智聖氏先生、根本良一氏、石井康智氏、小野田茂氏、など多数おられます。)

しかし私は、科学的根拠を探求しようとしない、その組織の姿勢に違和感を覚えて組織を抜け、科学的根拠に基づく操体を行うために独自の道を歩みました。

操体法は神経系を変化させる。

操体法には、動いて脱力する方法と皮膚へアプローチする方法があります。

その皮膚へのアプローチの根拠を探す中、
操体法は神経系へのアプローチである」との認識を持ち、
デルモニューロモジュレーティングに出会い、最新の神経科学理論を取り入れました。

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脳の認識を皮膚の神経から変える方法にアプローチを変化させました。

いまでは、科学的根拠と感覚の融合に比重を置いた、皮神経への操体法を日々行っています。

Posted by shin