【統制の所在 locus of control】

統制の所在 locus of controlとは?

脳・中枢神経

人と人との関係でいうと、

誰に主導権があるかということです。

何か起きたことに対して、その原因が、
自分にあるのか?誰か他の人にあるのか?

という心理学の概念です。

例えば…宿題が進まないのは、
学校や周りの環境が悪いんだ!

と考えたり

恋愛がうまくいかないのは、
自分がこんなんだからいけないんだ!

と考えたり。

コントロールする主体の位置ともいえます。

これは手技療法の場合ですと、

身体の調子が悪いのは
仕事や家庭のストレスであって、
私は悪くないの。
だから気持ちよく身体を整えて下さい。
全てお任せしますので。私は何もしません。

これはクライアント様からみると、
コントロールの位置を施術者にしています。

逆に身体の調子が悪いのは、
普段不摂生をして運動をしていない
私の責任なんですが、
自分でも何をしていいのかわからないので、
教えて下さい。

これはコントロールの位置が
自分自身になっています。

どちらが悪いとか良いとかということ
ではありません。

ただ、コントロールをどこの位置に置くのか?
でその後の結果は大きく変わります。

施術者からだと、
クライアント様が全然変化しないのは、
クライアント様が悪い。
と考える人もいれば、
いやいや全て施術者の責任です。
と考える人もいます。

この「統制の所在」で大切なことは、
「冷静に現状を把握する」ことです。

何が影響を与えて、
どのように現在の状況が生まれているのか?

そして誰にコントロールの所在を与えるのか?

そう考えることが全てにおいて
重要ではないでしょうか?

ただ難しいのは、
どんな状況でも相互作用しており、
一人一人だけの問題とは
言い切れないというところです。

その相互に影響しあうことも視野に入れつつ、
コントロールの所在について
考えてみてはいかがでしょうか?