「痛気持ちいい」強さの刺激は、身体にとってマイナス。-自由が丘/田園調布の神経の整体-東京デルモ

「痛気持ちいい」強さの刺激は、身体にとってマイナス。

腰痛

マッサージや整体にいって強く揉まれ「ああ~いたぎもちいい」と感じたことはありませんか?癖になってついつい通ってしまいますよね?

そして、その場はすごくすっきりした気分になりますが、翌日にはもみ返しが、、、、2~3日でとれればいい方で酷いと一週間くらい痛くてだるい。

ではなぜその場ではすっきりとするのでしょうか?

DNIC・広汎性侵害抑制調節

それはDNIC(Diffuse noxious inhibitory controls)という理論が関係しています。
Diffuse=広汎性(広く広がる)、 noxious=侵害、 inhibitory=抑制、 controls=調節。

日本語では「広汎性侵害抑制調節」といいます。

脊髄にある神経の塊部分(脊髄神経根)などにより、痛みが抑制されます。
つまり、元からあった痛い部位などに、新しく痛みを与えると、元あった痛みを感じなくなる、という働きの事です。そして、元から痛みがあった部位以外への痛みでも、軽減されます。

ですので、その場だけの効果に終わってしまのです。

揉み返しは損傷

翌日以降に起こる揉み返しは、好転反応(瞑眩反応)などと言われ、良くなる反応だと言われています。しかし、これら科学的に考えると、損傷以外の何物でもありません。消費者庁からも注意勧告がなされています。

毛細血管、細い神経線維、リンパ、筋組織の破壊、皮膚の破壊など色々起こってしまう可能性があります。

痛気持ちいいはいいの?

そこで本題です。痛いのはだめですが、いたきもちいいのはいいように感じてしまいます。

しかし「痛い/Pain」という感覚になった時点でアウトです。

有害な刺激信号の事を「侵害受容信号」と言います。つまり、生命体にとって有害、警戒すべき刺激だよと、神経線維が脳へ伝えてくれているわけです。

ですので、痛気持ちよくても、力を弱めてもらった方が無難です。

しかし「それじゃあ、物足りないんだよね」という声が聞こえてきそうです。
はっきり言ってそれは「感覚が鈍くなっている」からです。

それは強い刺激じゃないと感覚の差を感じられないということ。それをこのように言います。

ウェーバー・フェヒナーの法則

これは、ドイツの生理学者E・H・ウェーバーが発見した法則です。

500mlのペットボトルを持っていて、そこに10gのお菓子を頂いたとします。そうすると重さの微妙な変化にほとんどの人は気がつきます。つまり「感じ」ます。しかし、5Kgのお米を持っているところに10gのお菓子を置かれても、目を閉じていればほとんどの方は気がつきません。

つまり、強い刺激では細かい差は分からなくなってしまい、より強い刺激を求め続けるようになってしまうんです。これが身体にどんな悪影響をもたらすか想像は簡単にできます。

マッサージなどでは身体を痛め、音楽の音量では耳が遠くなり、味覚でいえばどんどんしょっぱい味付けを好むようになるのです。健康とはどんどん遠ざかってしまうということです。

ですので、勉強されてる徒手療法の先生や教育が行き届いている、リラクゼーションチェーン店ではそこまで強く刺激を与えません。

まとめ

つまり、気持ち良さをかんじていても「痛み」の感覚がある場合は、少なくすることが大切です。聴覚も、視覚も、味覚も、身体感覚も一緒です。

弱い刺激、もしくは心地よい刺激に対してどのように感じるか?を感覚し分ける練習が必要なのです。

東京デルモでは、そういった感覚を一人一人指先で反応を感じつつ、調整して施術しています。
感覚が鈍い部位には適度な強さ、感覚が鋭敏になり過ぎているところには触れるだけくらいの力で行っています。

一方向ではなく双方向、「相互作用」が触れることに関しては非常に重要です。

 

 

Posted by shin