「実は自律神経は3つある?第三の副交感神経の存在」神経科学セラピー Neuro Relax 田園調布の整体

自律神経は3つある?

「ストレスが溜まり、自律神経のバランスが崩れて…」

よく聞く文言ですね(笑)

自律神経は、意識せずとも自律して働いてくれてる神経系です。

呼吸、消化吸収、心臓などなど、とても大切な働きがあります。

自律神経は、交感神経(闘争か逃走)と副交換神経(休息、消化吸収)があります。

という説明をよく聞くと思いますが、実はもう一つ自律神経があるという説が、
「ポリヴェーガル理論」です。

ポージェスという方が唱えている理論で、交感神経一つ、副交換神経が二つの合計3つの自律神経があります。

副交換神経がお腹側と背中側に分かれていて、お腹側が「社会神経」背中側が今まで言われていた、副交換神経+「凍りつき」の神経です。

人は何かに接すると、まず社会的神経で振る舞おうとします。

その神経は表情、声、食事などで活動します。

その神経で対応しきれない場合は、闘争か逃走の「交感神経」で乗り切ろうとします。

それでも対応不可の緊急時は「凍りつき」副交換神経で、獲物に食べられそうな子鹿のように凍りつきます。

トラウマとも関連するこのポリヴェーガル理論、心理療法などに利用されているそうです。

普段の生活でのポリヴェーガル

で、普通の生活をしていて、この理論を考えると次のことが頭をよぎります。

「にこやかに接する」これが社会神経が優位に働いている状態です。ちなみにこの社会的な副交換神経は神経が有髄繊維で、伝導速度が非常に早いのが特徴です。つまり表情や声のトーンの変化は早く出来るということ。逆に考えると、顔や喉や首が緊張しているということは、過度に働き過ぎていて、この神経系をコントロールしている脳の部分が、疲労している可能性があります。

顔や首が凝りやすい方は注意が必要です。なぜなら次の段階は、、、。

「キレやすい」これは社会神経が働かなくなり、いきなり交感神経優位になっている状態です。イライラしやすいのもこの神経が日常的に働き過ぎてるということ。

これが進むと、うつ状態のように何もする気にならず反応すらできないようになります。これが「凍りつき」反応。神経線維は無髄なので、有髄よりは伝導速度は遅いのが特徴です。

これは過度の副交換神経優位状態です。だるい、起きれない、やる気が起きないなど。

過度の副交換神経優位の方もいきなりそうなったのではなく、まず交感神経優位という状態が続き、その後、副交換神経優位になる可能性がこの理論から推測されます。

あくまで仮説ですが、自律神経について一面的に捉えることの危険性をこの理論から学ぶ事が出来るかもしれません。

自律神経